ラブホテルの歴史
風俗産業に属するいろいろなサービス、商売はもとより、それに付随する飲食業、タクシー業の関連業界等も含めれば、その市場は相当な規模になるのではないでしょうか。
かくして風俗産業には色々なサービス、営業形態が存在しています。
その中の一つにデリヘルと呼ばれるものがあります。
もしかしたら皆さんの中には、このデリヘルについてはあまり知らない、と言う人もいるかもしれません。
それもそのはず、デリヘルは風俗産業の中でも、比較的歴史の新しいものです。
デリヘルが出現し、普及していったのはだいたい1980年代とも言われています。
デリヘルはデリバリーヘルスの略称です。
デリヘルとは客が自宅やホテルなどの場所を指定し、そこに性的サービスを行う女性が派遣、出張の形でやってくるという形式です。
客にとって有り難いのは、客のほうからわざわざ店舗まで出向く必要がないということです。
従って当然店舗でお気に入りの女性の順番待ちをする必要もありませんので、こうした煩わしさが解消されます。
客にとっては自宅等、自分の好きな、自分にとって落ち着く場所でサービスが受けられるので、非常にリラックスした雰囲気で性的サービスが受けられるといったメリットや魅力があります。
このデリヘルのサービスが行われる場所として、客の自宅と共によく選ばれるのがラブホテルです。
従ってある意味デリヘルはラブホテルとも密接に関わっています。
ここではデリヘルの話の関連としてラブホテルについてもお話していきます。
日本のラブホテルの起源は江戸時代に存在した出会茶屋にまで遡ると言われています。
その後第二次世界大戦前には、私たちもよく耳にする赤線地帯が、現在のラブホテルの機能を担っていたとされています。
戦後になってから連れ込み旅館、連れ込みホテルといった形式で現在のラブホテルの機能を有する施設が数多く登場し、そして設備やサービスが向上しつつ、現在のようなラブホテルの形態、規模にまで発展しています。
ラブホテルが増えすぎたためか、ちなみに現在はラブホテルを新規開業する事はほぼ不可能となっているようです。
従って現在新しいラブホテルができるパターンとしては、最初にビジネスホテルとして関連部門に申請して、そこから認可が下りた後に小規模な改装を行い、ラブホテルとして営業をしている所が殆どのようです。
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ラブホテルは風適法に基づく届出が必要
ちなみにラブホテルは本来風適法に基づく届出が必要なのですが、このようにして営業されているラブホテルは、言わば風適法による正規のラブホテルとは区別して、偽装ラブホテル或いは類似ラブホテルと言われています。
そのために外観的には一般のホテルと大差ないようなラブホテルが増えてきているのが実態です。
こうした偽装ラブホテルの存在並びに増加が、一部では社会問題化しています。
実際にラブホテルを利用する際、一番ネックになるのはある意味プライバシーではないでしょうか。
利用する客としては、ラブホテルの店員や他の客と顔を合わせたくないものです。
昔のラブホテルは一般のホテルと同じようにフロントでチェックイン、精算が必要でしたが、現在のラブホテルでは自動精算機が導入されたことによって、受付や会計の際も店員と顔を合わせずに出入り出来るようになっているところが殆どです。
こうした便宜が図られたことで、ラブホテルを利用する際の一番のネックが解消されたと言えます。
また当然のことながら、18歳未満はラブホテルへの入店が禁止となっています。
従ってラブホテルへの18歳以下の子連れや家族利用は通常ならばあり得ません。
ですがたまにラブホテルと思われる施設で子連れや家族利用を可としている所も存在します。
そうしたラブホテルは所謂偽装ラブホテルである可能性が高いと考えていいでしょう。